お宮参りで何をする?【完全マニュアル】準備とマナーの全手順
赤ちゃんが産まれてからはじめての外出をともなう行事がお宮参りです。
お宮参りとはよく聞きますが、いったいどこへ行ってどうすればいいのかわかりませんよね。
また守るべきマナーやしきたりはあるのでしょうか、そして記念撮影はどうすればいいのか、気なることがたくさんです。
こちらの記事では、お宮参りの基礎知識や手順について紹介します。
目次
お宮参りの基礎知識と参拝の流れ
お宮参りとは、赤ちゃんが生後約1か月を迎える頃に、地域の神社へ初めて参拝し、健やかな成長を願う日本の伝統行事です。起源は平安時代とも言われ、長く受け継がれてきた大切な慣習です。
【お宮参り参拝の基本的な流れ】
- STEP1:鳥居をくぐる前に一例をし、真ん中を避けて通ります
- STEP2:左手、右手の順に手を清め、柄杓に口が付かないように水を口に含めすすぎます
- STEP3:祈祷を行う場合、社務所や受付で必要事項を記入し、祈祷料を納めます
- STEP4:神職による祝詞などの奏上が行われます。奏上を行っている時は頭を下げ、静かに聞き入りましょう。玉串を受け取る際は右手は根元、左手は枝の先を持ち、神前へ進み、玉串を時計回りに回し、根元を神前に向けて供えます。二礼、二拍手、一礼を行い少し下がってから退きます。
- STEP5:鳥居や拝殿の前、境内の緑や自然豊かな場所で家族写真などを撮影すると思い出になります。または、写真スタジオに移動して記念撮影を行います。
お宮参りの意味と基本
お宮参りは「赤ちゃんが無事に生まれました」と神様に感謝を伝え、今後の健康と成長を祈る行事です。生まれて初めて神様に対面する機会でもあるため、特別な意味を持ちます。家族揃って神社を訪れ、正式な手順で参拝することで、赤ちゃんの未来に祝福を授かる大切な儀式となります。
神社で祝詞をあげて祈祷をしてもらいます。
またわざわざ祈祷をお願いせずに、参列者全員で神社へお参りをするケースも増えているようです。
家族で話し合ってどのようなスタイルでおこなうのかを決めるといいでしょう。
また、お宮参りに行く神社は、どの神社でもかまいません。
古くからの風習としては、赤ちゃんが産まれた土地の産土神(うぶすながみ)の神社へお参りに行くともいわれています。しかし、今の人たちはそこまでこだわる人は少ないのではないでしょうか。
お参りに行きやすい近所の神社を選んだり、名の通った有名な神社を選んだりするのが一般的です。
それ以外にも古くからなじみがあったりご縁のある神社があれば、そこへお参りしてもいいでしょう。
いずれにしても赤ちゃんはまだ産まれたばかり、赤ちゃんのお母さんは出産したばかり。
体調も鑑みつつ、あまりにも遠方の神社へ行くことは現実的にむずかしいでしょう。
お宮参りの時期と日取り
お宮参りは、生後30〜33日目頃が一般的ですが、地域や赤ちゃんの体調により前後しても問題ありません。赤ちゃんやママの体調を最優先に考えて日程を決めましょう。
また、以下の表をご参考ください。
性別 | 一般的な日取り | 備考 |
---|---|---|
男の子 | 生後31日目 | 地域により30〜33日目 |
女の子 | 生後32日目 | 同上 |
夏・冬 | 季節に合わせて調整 | 暑さ・寒さを避けてOK |
お宮参りへ行く日程には、古くからのいわれがあります。しかし現在は、それほど厳密に決められているわけではありません。
お宮参りへ行く日は、昔からのいわれとしては、男の子と女の子で少し異なります。
男の子の場合:生後31日~32日
女の子の場合:生後32日~33日
このような説があります。
しかし現実的に、これらの日取りにお宮へ出かけることはなかなか大変なこと。
感染症が流行する時期などは特に、生後1ヵ月でお宮へ連れ出すのもはばかれる場合もありますよね。
上記の日取りにこだわらず、お母さんの体調もあわせて日程を考えるといいでしょう。
お宮参りにはいつまでに行かなければいけない、といった決まりはありません。
前述のとおり、生後1カ月ではまだ早いと思われる場合も。
そのためお食い初めをむかえる生後100日ころまでに行ければいい、くらいに考えておくといいでしょう。お母さんと赤ちゃんの体調を見ながら決めましょう。
真夏や真冬の日取りはずらしても問題はありません。
お宮参りの日取りについては諸説あるものの、厳守しなければならないものでもありません。
家族の体調やスケジュールなどを考えつつ、都合のよい日取りにずらしても大丈夫です。
また季節も選びたいもの。たとえば真夏の炎天下におこなうお宮参りは、赤ちゃんにもお母さんにも負担となってしまいます。極寒の真冬も同じですよね。
そんなときには「春先になってから」「秋口になったら」などと、気候がよくなってから行くのもおすすめです。
お宮参りの日取り|六曜の選び方と意味
お宮参りの日取りを決める際に気になるのが、六曜です。六曜とは、大安・先勝・友引・赤口・先負・仏滅といわれるもの。
お宮参りにふさわしい日取りはいつを選べばいいのでしょうか。
六曜(ろくよう)は暦に記載される6種類の運勢を表す指標です。お宮参りでは「大安」や「先勝」が人気です。
六曜 | 意味 |
---|---|
大安 | 何事にも吉とされる最良の日 |
友引 | 午前と夕方は吉、正午は凶 |
先勝 | 午前が吉、午後が凶 |
先負 | 午後が吉、午前が凶 |
仏滅 | 万事凶とされる日 |
赤口 | 正午のみ吉、他は凶 |
※六曜はあくまで目安。赤ちゃんやママの体調や家族の都合、天候を優先しましょう。
お宮参りにおすすめの六曜|大安・先勝・友引
お祝いごとだから「大安」に行かなければならないのか気になるところですね。でもそこまで大安にこだわることもありません。
結婚式などのお祝い事は大安を選ぶ人も多いですが、お宮参りはそこまでこだわる必要もありません。
一般的に縁起がよいと言われているのが、大安・友引・先勝です。
そのため大安以外に、先勝や友引のお宮参りでも大丈夫。
もちろん縁起にこだわるのであれば大安が安心ですが、ただし神社が混雑する可能性もじゅうぶんに考えられます。
祈祷に長時間待たなければいけないなど、赤ちゃんやお母さんには負担になる場合も。
そのため、あえて大安を避ける人もいるようです。
赤口・先負・仏滅のお宮参りはダメなの?
近年は六曜にこだわらず、日取りを決める人も多いようです。しかしやはり、大切な赤ちゃんのお祝いごと。「仏滅は避けよう」と考える人が多いのも事実です。
それぞれの考え方次第ですが、家族で相談をして日取りを決めましょう。念のため、おじいちゃんやおばあちゃんへ確認すると安心ですね。
お宮参りの服装
ここからは、お宮参りの服装について紹介していきましょう。
お宮参りといえば、赤ちゃんもお母さんも着物を着ている印象がありますよね。実際にはどうすればいいのでしょうか。
お宮参りの主役である赤ちゃんの正装は着物です。内着に白羽二重を着せて、その上から祝着(のしめ)と呼ばれる祝着を羽織るのが伝統的なスタイルになります。
お宮参りの服装【女の赤ちゃん】
女の子の場合には、はなやかな柄行きの友禅がよく用いられます。
柄としては、花車や御所車、桜や牡丹、毬や蝶などの、いかにもお祝いにふさわしい柄が一般的です。色あいは、赤やピンク地など女の子らしい色合いに人気があります。
お宮参りの服装【男の赤ちゃん】
男の子の場合は、熨斗目模様(のしめもよう)の男の子らしい柄いきに人気があります。
兜や武者、龍や鷹など、男の子らしく力強い柄ですね。
また色合いとしては、黒地や紺地、グレー地などが男の子らしいでしょう。
白羽二重の代わりにベビードレス+祝着でもOK
和装の正式な装いは、白羽二重の上に祝着ですが、近年はベビードレスを選択する方も多く見られます。
ベビードレスもとても華やかなので、とくに記念撮影をする場合にはおすすめです。ベビードレスの上から祝着をかけてあげます。
赤ちゃんの両親【お母さん】
赤ちゃんのお母さんは、和装と洋装が考えられます。
赤ちゃんに和装の正装を選んだ場合には、お母さんも着物を着用するとバランスがよいでしょう。とはいえ産後の体で着物の着付けは大変です。
実際にお宮参りへ行く日は洋装ででかけ、記念撮影の日は和装を選ぶ方も多いようですね。
お母さんの服装は以下のとおりです。
洋装の場合も、フォーマルな装いを意識するといいでしょう。
- 着物:付け下げ、色無地、訪問着など
- スーツ
- ワンピース
赤ちゃんの両親【お父さん】
いっぽう赤ちゃんのお父さんは、スーツを着るといいでしょう。
赤ちゃんやお母さんが着物で正装をする場合には、バランスを考えて、お父さんも礼服いわゆるブラックフォーマルスーツを着用することをおすすめします。
赤ちゃんがベビードレス、お母さんが洋装の場合には、ダークスーツの装いがいいでしょう。
いずれにしても、家族で格を合わせることが大切です。
- ブラックフォーマルスーツ
- ダークスーツ
赤ちゃんの【祖父母】
赤ちゃんの祖父母の装いは、赤ちゃん家族に合わせます。
赤ちゃんとお母さんが和装の場合には、おばあちゃんも和装、男性陣はブラックフォーマルだとバランスがとれます。
家族で話し合って、みんなでラフに、という選択ももちろん可能です。
しかしあまりにも全員がラフすぎるのは考えもの。
お祝い事なので、きちんと感は出したいものです。
いずれにしても、全員の服装のトーンが、あまりにもちぐはぐにならない方がいいですね。
事前に相談をして、全員の服装をあわせた方がいいでしょう。
お宮参りでのマナーとしきたり完全ガイド
お宮参りは家族でお宮へお参りする行事、それほど厳密なマナーやしきたりはありません。
家族や地域によっては、それぞれの風習がある場合も。祖父母に聞くなどして、家や地域の風習にならうのもいいですね。
ここではごく一般的なマナーやしきたりを紹介します。
赤ちゃんは祝い着を掛けて参拝をするのが伝統的な習わしです。多くの場合、父方の祖母が赤ちゃんを抱っこし、祝い着を掛けて参拝します。
祈祷では、神職が赤ちゃんの名前を読み上げ、神様に健やかな成長を祈願していただきます。以下の儀式が順番に行われます(神社により異なる場合もあります):
項目 | 内容 |
---|---|
修祓(しゅばつ) | お祓いの儀式。神職が祝詞を唱え、参拝者の心身を清めます。 |
祝詞奏上(のりとそうじょう) | 神職が赤ちゃんの名前を読み上げ、健康と成長を祈願します。 |
鈴の儀 | 神職が鈴を鳴らし、神様の御神気を参拝者に振りかけます(神社によって省略される場合あり)。 |
玉串奉奠(たまぐしほうてん) | 代表者が榊(さかき)の枝を神前に供え、拝礼(二礼二拍手一礼)を行います。 |
お下がりの授与 | お守り、記念品、絵馬などを神社から受け取ります。 |
祈祷中は静かに参拝し、撮影は節度を守りましょう。神社は神聖な場所。私語や大声、無断撮影は控えましょう。
撮影する際は神社のルールを事前に確認するのがマナーです。
祈祷をお願いする場合には、事前に予約の必要な場合があります。神社へ確認しておきましょう。
また、祈祷をしてもらうには祈祷料が必要になります。
のし袋を用意し、表書きは上部に「御初穂料」または「御祈祷料」と記載し、下部にはお子さまのお名前をフルネームで記載しましょう。
金額は、5千円~1万円程度が妥当でしょう。
神社によっては金額が決められているところもあるでしょうから、その場合には決められた金額を包みます。
お宮参りは、祈祷をお願いせずにお参りだけでも大丈夫です。
その場合には通常神社へお参りをするように、賽銭箱へお賽銭を投げいれてお参りをします。
お参りの仕方は次のとおりです。
二礼:2回おじぎをする
二拍手:2回手を打つ
一礼:1回おじぎをする
お宮参りの際赤ちゃんを抱っこするのは、一般的に父方の祖母といわれています。
おばあちゃんがお元気なら、ぜひ抱っこしてもらいましょう。
またおばあちゃんが「自信がない」といった理由などから、辞退される場合もあります。
そのときには、お母さんが抱っこする場合が多いようです。
いずれにしても、お母さんの体調や抱っこする人の体力などを見て、決めるといいでしょう。
お宮参りに行く時間についてもきまりはありません。
しかしお祝い事は午前中がいいといった風習もかなり一般的です。「やはりお祝い事は午前中に」と思う場合には、午前中に行きましょう。
お宮参りの所要時間は、以下のとおりです。
参拝のみ:30分程度
祈祷:1時間程度
人気の神社などは、祈祷をお願いすると長時間待つ場合もあります。
事前にどれくらいの時間がかかるのかを、神社や近所の人へ確認しておくと安心ですね。
カジュアルすぎやラフすぎはNG
お宮参りにはそれほど厳格なマナーやしきたりはありません。
しかしながら赤ちゃんにとってはじめてとなるお宮へのお参りです。訪れる場所も神社となります。
次のような、あまりにもカジュアルな装いやラフすぎる格好はいただけません。
● ジーパン
● Tシャツ
● キャミソールワンピース
● 短すぎるミニスカート
● つっかけサンダル
神聖な場所である神様へお参りに行くのですから、無理をする必要はありませんが、露出は避け、きちんと感のあるフォーマルな装いで出かけましょう。
お宮参りの持ち物チェックリスト
お宮参りに必要なものをリストにあげてみます。ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃん用品
- おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
- 授乳ケープ
- 哺乳瓶・熱湯(白湯)粉ミルク
- ガーゼ・タオル
- 着替え
神社への準備物
- 初穂料(のし袋入り)
- お宮参り用の着物(祝い着)・よだれかけ・帽子
記念撮影用
- 家族の衣装
- カメラ・スマホ
- 三脚(家族撮影用)
お宮参りの持ち物チェックリストをダウンロードしてご利用ください
お宮参りの準備|いつから始める?スケジュールリスト
お宮参りの準備に関するスケジュールを紹介します。
準備は計画的に進めましょう。以下はタイミング別のやることリストです。
- 出産前3ヶ月:写真スタジオ探し、予約
- 出産後1週間:日取りの候補決定
- 出産後2週間:神社の確認・予約
- 出産後3週間:衣装・持ち物準備
- 出産後1ヶ月:当日の段取り確認
お宮参りの記念写真撮影について
赤ちゃんにとって産まれてはじめてのお宮参り。しかも一生に一度のお宮参りです。
お宮参りの記念撮影は、赤ちゃんの健やかな誕生と家族の喜びを形に残す大切な瞬間です。神社ならではの厳かで和やかな雰囲気の中で、素敵な写真を撮るための撮影スポットとコツをご紹介します。
まずおすすめなのは【鳥居前】。神社の象徴ともいえる鳥居を背景にすると「お宮参りらしさ」が一目で伝わる印象的な一枚になります。家族全員で正面を向いて整列するフォーマルなカットが人気です。
次に【拝殿前】では、神聖な雰囲気の中で赤ちゃんを囲んだ家族写真が撮れます。ご祈祷後のタイミングなら、気持ちも落ち着いて自然な表情が出やすいです。
さらに【境内の自然の中】では、木漏れ日や自然光を活かして柔らかく温かみのある写真が撮れます。赤ちゃんを抱っこして歩くシーンや、笑顔で見つめ合う瞬間など、リラックスした姿が映えます。
撮影時のコツは、赤ちゃんの機嫌がいい午前中に撮ること。家族みんなでリラックスし、自然体で過ごすことが、美しい記念写真につながります。
お宮参りの家族写真では、赤ちゃんが主役であることを軸に、家族の絆や温かさが伝わる構図が素敵です。
例えば
□ 全員が正面を向いて並び、祝い着姿の赤ちゃんが中心になるよう配置。
□ 赤ちゃんは母親または祖母が抱っこして、家族が赤ちゃんを囲むように。
□ 記念写真らしいきちんとした1枚に。
お宮参りの思い出を残す記念写真
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝う大切な節目。だからこそ、記念写真にはこだわりたいものです。撮影シーンごとの特徴や注意点を押さえることで、より心に残る1枚が残せます。
【家族写真】では、赤ちゃんを中心に両親や祖父母が囲む構図が人気。鳥居や拝殿を背景に整列すると、格式ある記念写真に。自然な笑顔を引き出すためにも、カメラ目線だけでなく赤ちゃんに視線を向けたカットもおすすめです。
【赤ちゃん単独】の写真は、祝い着やベビードレスをまとった姿をしっかり残せる貴重な機会。抱っこされた状態や、ベビーカーでリラックスしている様子を自然光で撮るとやわらかい雰囲気に。
【神社での撮影】は、お宮参りらしい和の雰囲気が魅力。鳥居、手水舎、境内の緑など背景を活かすことで日本らしい美しい写真になります。撮影時は神社のルールを確認し、撮影可否や場所の制限にも注意を。
どのシーンでも、赤ちゃんの体調や機嫌を優先して、リラックスした雰囲気づくりが素敵な写真を撮るコツです。
記念撮影は天気や気候に左右されない、写真スタジオへお願いするのが安心です。
プロの撮影は、スマホの写真とは段違い。
また赤ちゃんのお宮参り用の衣装を貸してくれる写真スタジオもあるので、衣装の調達を心配する必要もありません。
神社での記念撮影|出張撮影のメリットと注意点
お宮参りの記念写真をプロのカメラマンによる「出張撮影」で行う家庭が増えています。神社という自然光に恵まれたロケーションだからこそ、赤ちゃんや家族の自然な表情が引き出されやすいのが大きな魅力です。
また、出張撮影なら拝殿や鳥居、境内の風景を背景に活かした和の雰囲気あふれる写真が撮影可能。スタジオ撮影とは異なり、赤ちゃんのペースに合わせて撮影できるため、家族全員でゆったりした時間の中で記念写真を楽しめるのもメリットです。
【注意点】
• 神社によっては「境内での撮影禁止」「カメラマンの同行不可」の場所もあるため、事前に神社へ確認が必要です。
• 撮影許可を取るのは基本的に依頼主の責任です。
お宮参りの費用相場と内訳
お宮参りにはいくつかの費用が発生します。無理なく予算を組むためにも、項目ごとの相場を知っておくと安心です。
項目 | 費用相場 |
---|---|
初穂料 | 5,000〜10,000円 |
着物レンタル | 10,000〜30,000円 |
写真撮影(出張) | 15,000〜50,000円 |
食事・会食費 | 1人あたり3,000〜10,000円 |
駐車場・移動費 | 1,000〜5,000円 |
アルバム制作 | 10,000〜100,000円 |
お宮参り費用の一例
7万円程度のプラン(シンプル&実用重視)
• 初穂料:10,000円
• 着物レンタル:10,000円
• 写真撮影:20,000円
• 会食(家族4名):15,000円
• その他(交通費など):5,000円
• 家族の衣装など:10,000円
12万円程度のプラン(記念重視)
• 撮影セットプラン利用:55,000円
• 会食をややグレードアップ(家族4名):30,000円
• 初穂料:10,000円
• その他(交通費など):5,000円
• 着物レンタル:10,000円
• 家族の衣装など:10,000円
17万円程度のプラン(ママも着物+しっかり残す)
• 訪問着着付け+ヘアメイク:20,000円
• 会食をややグレードアップ(家族4名):30,000円
• 撮影データ+高級フォトアルバム込み:80,000円
• 初穂料:10,000円
• 着物レンタル:15,000円
• その他(交通費など):5,000円
• 家族の衣装など:10,000円
赤ちゃんの着物(祝い着)は、家にない場合は、購入やレンタルで用意します。購入は呉服屋さんや百貨店、レンタルではネットや写真スタジオで借りることができます。写真スタジオによっては記念撮影を利用すると赤ちゃんの祝着のレンタルがセットになっている場合もありますので、早めに調べておくことをお勧めします。
スタジオキャラットではお宮参り撮影をご利用いただいた方に、撮影の前後1か月で赤ちゃんの祝着を無料でレンタルしています。
お宮参り当日のスケジュール例
お宮参りの当日は、赤ちゃんや家族の体調を考慮しながらスムーズに進行できるスケジュールを組むことが大切です。以下は一般的な一日の流れの一例です。
【タイムスケジュール例】
時間 | 内容 |
---|---|
6:30 | 起床・赤ちゃんの授乳・着替え準備 |
7:00 | 大人の身支度(着付け・ヘアメイク) |
9:00 | 自宅出発(余裕を持って移動) |
10:00 | 神社到着・受付・祈祷申込み |
10:30 | ご祈祷開始(約20〜30分) |
11:00 | 境内で記念撮影(出張カメラマン利用) |
12:00 | 会食または帰宅 |
13:30 | 帰宅後、赤ちゃんを休ませる |
【時間調整のポイント】
• 天候悪化時は撮影を屋根のある場所や室内に変更。
• 赤ちゃんの機嫌が悪い場合は無理をせず一時休憩を挟む。
• 交通状況や駐車場の混雑を見越して、時間に余裕を持つことが重要です。
家族の健康と安全を第一に、無理のないスケジュール設定を心がけましょう。
赤ちゃんの体調や天候により、予定は柔軟に調整しましょう。
お宮参りのトラブル対処法
お宮参りは赤ちゃん連れの外出行事。予期せぬトラブルも想定しておくと安心です。以下に、よくあるトラブルとその対処法、予防策をまとめました。
• 赤ちゃんが泣いた:一時中断し、授乳や抱っこで安心させる
• 天候不良:屋根のある神社や室内撮影に変更
• 着物が汚れた:替えのスタイやハンカチを準備
事前準備と心構えで、落ち着いて対応できます。
よくある質問と回答
お宮参りを控えたご家族から寄せられる、よくある疑問にお答えします。初めての行事でも安心して迎えられるよう、実際の体験談や専門家のアドバイスも交えてご紹介します。
Q1:雨天時はどうする?
A:屋根付きの拝殿や待合室がある神社が多く、屋根がある場合は祈祷は通常通り行えます。写真撮影は多少の雨なら傘をさして撮影可能です。しかし、事前に天候が悪いとわかっている場合は、予定の変更も検討しましょう。
Q2:きょうだいの同伴は可能?
A:もちろん可能です。むしろ家族全員の記念行事として一緒に参加しましょう。年齢に応じてお菓子やお気に入りのおもちゃを持参するとぐずったときに安心です。
Q3:写真撮影は必須?
A:義務ではありません。しかし、赤ちゃんの初行事として記録を残す方が多く、写真スタジオなどプロに頼んだり、自分たちで撮影する家庭もあります。
Q4:赤ちゃんはずっと抱っこしておくの?
A:祈祷中は抱っこしているのが一般的です。
Q5:着物は必要?洋服でもいい?
A:祝い着(初着)は伝統的ですが、ベビードレスや洋装での参拝も増えています。形式にこだわらず、赤ちゃんが快適であることが第一です。
Q6:祖父母がいないとダメ?
A:問題ありません。両親だけでのお宮参りも一般的です。家族の都合や体調を優先してください。
Q7:初穂料は現金?封筒は必要?
A:のし袋に「御初穂料」と書いて現金を入れ、受付時に渡します。神社によっては事前に金額が決まっている場合もあるので確認を。
Q8:記念撮影のおすすめの時間帯は?
A:午前中がおすすめ。赤ちゃんの機嫌がよく、自然光もやわらかくてきれいに撮影できます。
神社の撮影は自由にできるの?
A:神社によって撮影エリアやカメラマンの同行に制限がある場合も。予約前に必ず確認し、許可を得てから撮影しましょう
どの質問にも共通するのは、「形式より家族の気持ちと赤ちゃんやママの体調を大切にすること」。柔軟に、でも丁寧に準備して思い出に残る一日を迎えましょう。
まとめ
お宮参りは、赤ちゃんと家族にとって一生の思い出となる大切な行事です。準備やマナー、撮影を事前にしっかり理解しておくことで、当日も安心して臨めます。もし記念写真をしっかり残したいとお考えなら、プロによる出張撮影やスタジオ撮影もぜひご検討ください。スタジオキャラットでは、ご家族の大切な瞬間を丁寧に切り取る撮影プランをご用意しております。
お宮参りは古くからある日本の風習です。
しかし厳密な決まりはありませんので、それぞれの家族でもっともよい方法をとるのがいいでしょう。大切なことは、赤ちゃんのすこやかな成長を皆でお祈りすることです。
どのような形であれ、今しかない瞬間を記念写真で思い出に残しましょう。
お宮参りの記念撮影は、スタジオキャラットまでご相談ください。